結論から言うと、爆サイは投稿から24時間以内であれば、ログインした状態で書いた自分のレスを「削除」ボタンで消せます。24時間を過ぎた投稿や、ログインせずに書いた投稿は、スレッド下部の削除依頼フォームから依頼する形になります。5ちゃんねる(5ch)も、削除依頼を出して運営側に判断してもらう仕組みです。
ただし、どちらも「依頼すれば必ず消える」わけではありません。この記事では、自社の社員や元社員、あるいは経営者ご本人が書き込んでしまった内容を消したいときに、自分で消せる期間と依頼になる場面の分かれ目、依頼の出し方、消えないときの考え方を、各サイトの公式ページで確認できた内容(2026年10月時点)に沿って整理します。仕様は変更されることがあるため、実際に操作する前に必ず公式ページをご確認ください。
「自分の書き込みを消したい」ときに最初に整理すること

掲示板の削除というと、他人から悪口を書かれた側の話が中心になりがちです。この記事のテーマはその逆で、書き込んだのが自分(または自社の関係者)であるケースです。検索候補の監視を扱う立場から見ても、社名や店名が出る掲示板の古い書き込みは、あとから社名検索の見え方に影響しやすい要素のひとつです。まず、次の3点を整理してください。
いつ・どこに・どの状態で書いたか
- いつ書いたか:爆サイは「24時間」が自分で消せるかどうかの境目になります。
- ログインして書いたか:爆サイの削除ボタンは、会員ログイン状態で書いたレスにだけ表示されます。
- レスかスレッドか:爆サイでは、スレッドを立てた本人でもスレッド自体は削除できません。
消す前に、記録を残しておく
削除したあとで「何が書かれていたか」を確認できなくなると、社内で経緯を説明できません。削除の前に、URL・日時・レス番号が写るようにスクリーンショットなどで記録しておきましょう。残し方の細かい手順は魚拓の取り方|誹謗中傷の書き込みを証拠として残す方法にまとめています。なお、書き込みの内容が他人の権利を侵害しているおそれがある場合は、削除や記録の前に弁護士へ相談したほうが安全です。
爆サイで自分の投稿を削除する|24時間以内なら「削除」ボタン

爆サイのよくある質問には、自分が書いたレスを消す方法が書かれています。確認できた内容は次のとおりです。
削除ボタンが使える条件
- 会員ログインした状態で投稿したレスには「削除」ボタンが表示され、押すと削除できる。
- レス削除の有効期限は24時間で、投稿から24時間を過ぎるとボタンが消え、自分では削除できなくなる。
- 非ログイン状態で投稿したレスは、削除ボタンでは削除できない。
つまり、書き込みに気づいたのが投稿の翌日以降だった場合、この方法は使えません。社内で「あの書き込みは誰だ」と調べているうちに24時間が過ぎてしまうことは珍しくないため、気づいた時点で最初に投稿時刻を確認することが大切です。
削除ボタンが使えない場合
会員ステータスが「注意」または「利用停止」になっている場合も、この機能は使えません。また、一度送った削除依頼はキャンセルできないとされています。迷ったときは、送信前に内容と対象のレス番号をよく見直してください。
24時間を過ぎた・ログインせずに書いたときは削除依頼フォーム

削除ボタンが使えない場合は、爆サイの削除依頼についてのページに沿って、削除依頼フォームから依頼します。
フォームの場所と使い方
- フォームは、各スレッド・レスが表示されている画面の最下部にある。フォーム以外での依頼は受け付けていない。
- 依頼は原則として、問題のあるコメント番号ごとに1件ずつ送る。
- 同じ内容の依頼を72時間以内に繰り返したり、威圧的な依頼をしたりすると、今後の依頼に応じられなくなることがある。
- 対応は通常7営業日を目途とされている。
依頼文は「事実・理由・対象」を短く
削除は利用規約に反しているか、削除人の判断で決まるとされています。依頼文には、対象のコメント番号と削除を求める理由を、感情的にならず簡潔に書きます。「今後同様の書込みがあれば削除してほしい」といった将来分への包括的な依頼には対応していないと明記されているため、すでに掲載されているレスを1件ずつ指定してください。
なお、他人から自社について書かれた書き込みの削除依頼は事情が異なります。そちらは5ch・爆サイの書き込みを削除依頼する流れ|依頼前に確認することと自分でできる範囲で扱っていますので、あわせてご覧ください。
5ちゃんねるで自分の書き込みを削除する|削除依頼の出し方

5ちゃんねるには、爆サイのような「投稿者が自分で消すボタン」について、ここで確認できた公式の削除ガイドライン上の記載はありません。基本は削除依頼になります。公式の削除ガイドラインから確認できた要点は次のとおりです。
依頼先は2つに分かれている
- 削除要請板:重要な削除対象専用。フォームからの依頼が必須。
- 削除整理板:通常の削除。既存の依頼スレッドがあれば同じ形式で書き込め、なければフォームから依頼する。
マルチポスト・電話番号・過去ログの削除など、専用の依頼先が決まっているものは、その場所に依頼します。依頼は原則として公開される点にも注意が必要です。
フォームで求められる主な項目
- お名前(またはハンドル名)、メールアドレス
- 削除対象のアドレス(レス削除はレス番号を指定。単一・範囲・複数の指定方法がある)
- 削除理由・詳細(全依頼で必須)
- 法人・団体として依頼する場合は、法人名や身分を確認できる情報
ガイドラインには、投稿者本人からの削除依頼を直接扱う項目は見当たりません。そのため「本人だから優先して消してもらえる」と考えず、他の依頼と同じくガイドラインの削除対象に当てはまるかどうかで判断される、と見ておくのが現実的です。
依頼しても削除されないことがある|判断されやすいポイント

両サイトとも、依頼を受けた側が規定に照らして判断します。確認できた範囲で、削除されない可能性がある場面を整理します。
- 爆サイ:依頼されたすべてを削除するとは限らない。個人情報は、対象者の分類(公人・私人・店舗や法人など)によって削除対象の範囲が異なる。
- 5ちゃんねる:投稿者の自己責任が明らかな場合は、削除対象でも削除されないことがある。法人・団体に関する書き込みは原則として放置とされ、電話番号などが例外として扱われる。
- 5ちゃんねる:訴訟や告訴の準備中・係争中などで外部機関の確認が必要な場合は、証拠保全のため削除されないことがある。
自分で書いた内容は、「自己責任」と見られやすい点が不利になり得ます。また、掲示板側で消えなくても、書き込みの内容そのものが問題であれば、法的な対応が別に必要になることがあります。判断に迷う場合はサジェストの削除は弁護士に相談すべき?依頼を検討する4つのケースと相談前の準備も参考に、早めに専門家へ相談してください。
社員・元社員の書き込みが見つかったときの社内対応

実務で多いのは、自分ではなく社員や元社員が書いたと思われる書き込みが見つかるケースです。ここで焦って本人を問い詰めると、別のトラブルに発展しがちです。社内の対応ルールは会社への誹謗中傷の対応|社内でまず決めておくべき5つのルールで5つにまとめているので、ここでは掲示板の削除に関わる部分だけ触れます。
まず事実を確認し、決めつけない
匿名掲示板の書き込みは、誰が書いたか断定できないことがほとんどです。内容や書き込み時間だけで「あの人だ」と決めつけず、事実と推測を分けて記録します。本人が書いたと認めた場合に限り、本人に削除の手順(24時間以内ならログインして削除ボタン、過ぎていれば削除依頼フォーム)を案内する、という順序が安全です。
誰が・いつまでに対応するか決めておく
爆サイの24時間という期限があるため、発見から対応までの連絡経路を決めておくと動きが速くなります。担当者、確認する順番、記録を残す場所を、あらかじめ1枚にまとめておくと迷いません。
書き込みが消えたあとに確認すること|検索結果・検索候補への反映

掲示板から書き込みが消えても、検索結果の見出しや抜粋にしばらく残ることがあります。元のページがすでに削除されているのに検索結果が古いままの場合は、Googleのキャッシュを削除したいときは?「古いコンテンツの削除」で古い検索結果を直す手順で手順を紹介している「古いコンテンツの削除」ツールで確認できます。
また、検索候補(サジェスト)への反映や消えるまでの期間は一律ではありません。目安や仕組みはサジェストの反映期間はどのくらい?出るまで・消えるまでの目安をご覧ください。
自社名の検索候補に気になる語が出続けている場合は、運営元のサジェスト汚染対策サービス(https://access-link.co.jp/suggest-negative/)も、相談先の選択肢のひとつです。成果報酬型のプランがあります。もちろん、まずはこの記事で紹介した自分でできる確認と依頼から進めて構いません。
同じことを繰り返さないための予防ルール

書き込みは、消したあとも「書いた」という事実が社内外で話題になりがちです。炎上や拡散の初動の考え方は店舗のSNS炎上、初動48時間でやること|Instagram・TikTokで悪評が広がったときの手順に整理しています。予防として、次の3つを社内ルールに入れておくと効果的です。
- 勤務先・取引先・顧客が特定できる内容は、匿名掲示板に書かない。
- 感情的になったときは、投稿せず一晩置いてから判断する。
- 書き込んでしまったら、隠さず、気づいた時点で担当者へ報告する。
報告しやすい雰囲気づくりも重要です。報告が遅れるほど、爆サイの24時間のような「自分で消せる期間」を逃してしまいます。
よくある質問

Q1. 爆サイで24時間を過ぎた投稿は、もう自分では消せませんか?
削除ボタンでは消せなくなります。その場合は、各スレッド下部の削除依頼フォームから依頼します。依頼は削除規定に照らして判断され、通常は7営業日を目途に対応されるとされています。
Q2. 自分が立てたスレッドは削除できますか?
爆サイの公式の説明では、スレッドを立てた人でも、スレッドを削除することはできないとされています。スレッドそのものについても、削除依頼の対象になるかどうかを規定に照らして判断されます。
Q3. 5ちゃんねるでは、本人が依頼すれば消してもらえますか?
ガイドライン上、投稿者本人からの依頼を直接扱う項目は確認できませんでした。依頼は原則公開で、削除対象の条件に当てはまるかどうかで判断されます。必ず消えるとは言えないため、最新の運用は公式ページで確認してください。
まとめ

自分で書いた書き込みを消すときは、爆サイは24時間以内のログイン投稿なら削除ボタン、それ以外は削除依頼フォーム、5ちゃんねるは削除依頼、というのが基本です。どちらも判断は運営側にあり、必ず消えるわけではありません。気づいたらすぐ投稿時刻を確認し、記録を残してから動き、社員の書き込みは決めつけずに事実確認から進めてください。
本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、法的助言ではありません。個別の事案については弁護士にご相談ください。
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