工務店・リフォーム会社の評判対策|「やばい」「手抜き」の検索候補への備えと確認の手順

家を虫眼鏡で調べるイラスト(工務店・リフォーム会社の評判検索イメージ)
目次

工務店・リフォーム会社が「評判」で検索される理由

工務店やリフォーム会社を探している人は、見積もりを依頼する前に、社名や屋号を検索して評判を確認していることがほとんどです。住宅は高額で、しかも一度契約すると簡単にはやり直せません。そのため他の業種に比べて検討期間が長く、同じ人が「社名 評判」「社名 やばい」「社名 口コミ」といった言葉で、何度も繰り返し検索するという特徴があります。

一度の検索で決めるのではなく、資料請求のとき、見積もり比較のとき、契約直前のときと、検討が進むたびに検索し直す人も珍しくありません。つまり工務店・リフォーム会社にとっては、検索結果に何が出ているかを「一度整えて終わり」にできない業種だということです。取引先や見込み客が実際にどこまで調べているかの全体像は、会社の評判はネットでどこまで調べられる?取引先が見ている5つの場所でも解説しています。

家とカレンダー、時計、虫眼鏡が並ぶイラスト(検討期間が長いイメージ)
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まず自社名・屋号でサジェスト(検索候補)を確認する

最初にやることはシンプルです。Google・Yahoo!・Bingの検索窓に自社名や屋号を入力し、どんな候補(サジェスト。入力の途中に自動で表示される検索候補の言葉)が並ぶかを確認します。手順そのものはサジェストの調べ方|自社名の検索候補を自分で調べる3エンジン手順で紹介した内容と同じです。

工務店・リフォーム会社の場合、社名だけでなく「屋号」「旧社名」「代表者名」でも確認しておくと安心です。地域に根ざした会社ほど、正式社名より通称や屋号のほうが検索されているケースがあります。複数の呼び方がある場合は、思いつく限りのパターンで確認しておきましょう。

施工エリア名との組み合わせもあわせて確認する

工務店・リフォーム会社に特有の確認ポイントが、施工エリア名との組み合わせです。「〇〇市 リフォーム 評判」「〇〇区 工務店 おすすめ」のように、地域名とセットで検索されることが多く、社名単体のサジェストだけを見ていると、この組み合わせを見落とします。

複数のエリアで施工実績がある会社は、主要な施工エリア名を2〜3個ピックアップし、それぞれ「エリア名+社名」「エリア名+業種名(工務店・リフォーム)」の組み合わせで検索候補を確認しておくと、抜け漏れが減ります。監視するキーワードの選び方の考え方は風評監視のキーワードの選び方|登録すべき7分類と優先順位のつけ方で詳しく解説しています。

検索結果に何が並んでいるかを確認する

ブラウザ画面と虫眼鏡のイラスト(検索結果を確認するイメージ)

サジェストの次は、実際に検索したときの結果画面です。工務店・リフォーム業界では、施工事例の紹介サイトに混じって、匿名掲示板のスレッドや、まとめサイトが上位に出てくることがあります。特に「〇〇工務店 やばい」のような語で検索すると、こうした匿名性の高いサイトが目立つ傾向があります。

一般的な口コミサイトへの向き合い方(放置か反論か)の考え方は、口コミサイトの悪い書き込みへの対応|放置と反論、どちらが正解かにまとめています。まずは検索結果全体を見渡し、どのサイトが何位に出ているかを一覧にしておくと、次の対応を考えやすくなります。

「手抜き」「やばい」の書き込みが見つかったときの対応

匿名掲示板やまとめサイトに、施工内容についての悪意ある書き込みが見つかった場合、まずは自分でできる範囲の削除依頼から着手します。方法の全体像はサジェストの削除方法4つ|自分でできる対処と業者に頼む前の確認点、匿名掲示板特有の手順は5ch・爆サイの書き込みを削除依頼する流れ|依頼前に確認することと自分でできる範囲を参考にしてください。

個別の書き込みをまとめて引用しているサイトが見つかった場合は、まとめサイト側への削除依頼も選択肢になります。運営者・ホスティング会社・広告主という3つの連絡先の考え方はまとめサイト・アフィリエイト記事の削除依頼|連絡先は運営者・サーバー会社・広告主の3つで解説しています。

事実と異なる内容や、施工内容を誇張して悪く書かれている場合、名誉毀損にあたる可能性もあります。自分たちだけで判断が難しいとき、相談先の選択肢のひとつとして、成果報酬型のプランを用意しているサジェスト汚染対策サービス(AccessSuggest(サジェスト汚染対策サービス))を利用する工務店もあります。まずは自分で確認できる範囲を確認したうえで、必要に応じて検討するとよいでしょう。

トラブル事例が検索結果に長く残りやすい理由

書類の山と警告マーク、カレンダーのイラスト(トラブル事例が長く残るイメージ)

工務店・リフォーム業界のトラブル投稿は、他業種に比べて検索結果に長く残りやすいという特徴があります。理由のひとつは、住宅トラブルが「何年も住み続ける」問題であるため、投稿する側の感情が長く続きやすいことです。もうひとつは、同業者や専門家からの反応がつきやすく、スレッドやまとめ記事が繰り返し更新・再拡散されやすいことです。

一度検索結果から見えなくなった投稿が、数年後に再び上位に戻ってくることもあります。定期的な確認を怠らないことが、この業界では特に重要です。実際に消えたはずのサジェストが再び出てきた事例と、そのときの動き方はサジェストが消えたのにまた出た|再発する理由と、次に取るべき動き方で紹介しています。

施工実績・お客様の声を自社から発信する

検索結果を整える方法は、削除依頼だけではありません。施工事例やお客様の声を自社サイトやブログで継続的に発信しておくと、検索結果に自社発信の情報が並びやすくなります。完成写真だけでなく、着工前の状態や工事中の様子を交えて紹介すると、施工の透明性が伝わりやすくなります。

プレスリリースやお知らせの効果についてはプレスリリースの効果は中小企業にもある?検索結果を自社発信で埋める方法で解説しています。あわせて、会社概要・代表者情報のページを充実させておくことも、検索してきた人の不安をやわらげる効果があります。

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監視を仕組み化する

メーターやベル、歯車が並ぶダッシュボードのイラスト(監視の仕組み化イメージ)

工務店・リフォーム会社が監視すべきキーワードは、社名・屋号・代表者名に加えて、主要な施工エリア名との組み合わせです。検討期間が長い業種だからこそ、月に1回など決まったタイミングで確認する運用にしておくと、悪い変化にも早く気づけます。定期的な自己チェックのやり方は会社のエゴサーチのやり方|自社の評判チェックを仕組み化する7ステップで7ステップにまとめています。

毎回手動で確認するのが負担であれば、複数の検索エンジンのサジェストを自動でチェックする仕組みを使う方法もあります。まずは無料でできる範囲から始めて、変化があったときにすぐ気づける体制を整えておきましょう。

よくある質問

「〇〇工務店 やばい」のような検索候補は、施工実績を増やせば自然に消えますか?

サジェストは検索される回数などの要因で変化するため、自社発信の情報が増えることで相対的に目立ちにくくなる場合はあります。ただし確実に消えると断定はできないため、あわせて定期的な確認を続けることをおすすめします。

施工エリアが複数ある場合、すべてのエリア名を確認する必要がありますか?

すべてを毎回確認するのが負担であれば、施工実績が特に多いエリアや、直近でトラブル報告があったエリアから優先的に確認する方法でも構いません。優先順位のつけ方は本文で紹介したキーワード選定の記事も参考にしてください。

古いトラブル投稿がいつまでも検索結果に残るのはなぜですか?

住宅トラブルは影響が長期間続くため投稿への反応が続きやすいこと、また匿名掲示板やまとめサイトで繰り返し引用・再拡散されやすいことが理由として考えられます。定期的な確認を続けることが、早期発見につながります。

まとめ

工務店・リフォーム会社は、住宅という高額な商材を扱うために検討期間が長く、見込み客が何度も繰り返し検索するという特徴があります。まずは社名・屋号・施工エリア名の組み合わせでサジェストと検索結果を確認し、悪い書き込みが見つかったときは自分でできる削除依頼の範囲を確認したうえで、必要に応じて専門家やサービスに相談する、という順番を意識してください。

本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、法的助言ではありません。個別の事案については弁護士にご相談ください。

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この記事を書いた人

三田 健司のアバター 三田 健司 株式会社アクセス・リンク 代表取締役 / 認定SEOコンサルタント

(社)全日本SEO協会 認定SEOコンサルタント。株式会社アクセス・リンク代表。10年以上にわたりSEOコンサルティングとホームページ制作に携わり、40業種・100サイト以上の改善に立ち会ってきました。

この仕事をしていると「検索結果に何が出ているか」で問い合わせの数がはっきり変わる場面に何度も出会います。なかでもサジェスト(検索候補)は、本人がいちばん見ていない場所です。取引先や求職者から指摘されて初めて気づく、という相談が実際に少なくありません。

指摘される前に自分で気づける仕組みがほしい。そこから AccessSuggest を作りました。このブログでは、サジェスト汚染や風評被害について「まず自分でできること」を、専門用語を避けて書いていきます。

株式会社アクセス・リンク 公式サイト
(社)全日本SEO協会 認定SEOコンサルタント

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